みなさんこんにちは。
最近、テレビなどでよく耳にするSDGs(エス・ディー・ジーズ)。
日本語に訳すと、持続可能な開発のために国連が定める17の国際目標となりますが、
最近、SDGsに則った環境や社会に配慮する動きが活発になっています。
実は、住宅・建築業界にも、環境に配慮した建築物があるのですが、
その存在はあまり知られていないかもしれません。
そこで今回は「低炭素建築物」についてご紹介します。
~低炭素建築物とは~
低炭素建築物とは、市街化区域等内に建築された住宅のうち、
CO2の排出を抑える対策を施した建築物を指します。具体的には、
外壁や床などに断熱材を使用、また窓には複層ガラスを用いるほか、
高効率の給湯機器や太陽光発電、節水機器、住宅の劣化対策などがそれにあたります。
最終的には、断熱性などの省エネ基準を満たした上で、
冷暖房設備や給湯設備のエネルギー消費量を一般的な設備より10%削減することが求められます。
2012年に創設された「低炭素建築物認定制度」に基づき認定されると、
住宅ローンのさらなる金利優遇や各種税金の軽減、省エネによる光熱費の大幅削減など、
様々な優遇措置や恩恵を受けることができます。
低炭素建築物の認定には以下の3つの基準をクリアする必要があります。
(1)省エネルギー基準を超える省エネルギー性能を備えていること、かつ低炭素化促進のための対策が取られていること
(2)都市の低炭素化促進のための基本方針に照らし合わせて適切であること
(3)資金計画が適切であること
また、同じような制度として「長期優良住宅認定制度」があります。
長期優良住宅とは、長期に渡って安心して暮らすため
に必要な措置が講じられた優良な住宅のことです。
構造躯体などの劣化対策に加え、耐震性や省エネルギー性など、
総合的に優れた性能を兼ね備えています。
どちらの住宅も金銭的なメリットは似通っていますが、
低炭素建築物の方が満たすべき基準が少ない分、
長期優良住宅よりも認定取得のハードルが低いと言えるでしょう。
新昭和グループの株式会社ウィザースホームでは、
「With Earth“地球とともに”」というブランド名を掲げ、住む人はもちろん、
環境にもやさしい住まいづくりをご提案しています。
今回、ご紹介した「低炭素建築物」や「長期優良住宅」などにも対応いたしますので、
ぜひ、お近くのウィザースホームへお気軽にご相談ください。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!