みなさん、こんにちは!
住まいづくりを考えるときに気にするのは、
間取りやインテリアデザイン、外観デザイン
・・・といったところでしょうか。
もちろん全部大切ですし多くのご家族が重要視するポイントですが、
もう1つ忘れないで欲しいのが、防災への意識。
建物が揺れない、倒れない、燃えない、というのもそうですが、
もっと基本的なところで、“住もうとしている土地の強さ”も
末永く安心して暮らすには大切になってきますね。
では、土地の強さとは何か?
それは、その土地自体が持つ、
地盤や地理的な条件を指します。
それらを確認する手段としては、
市町村で出している「ハザードマップ」を参考にすると良いと思います。
他にも住みたい地域の古地図を参考にする、なんてことも。
昔の川の流れや沼池の場所などもわかりますし、
土地を収める藩の陣屋やお屋敷があった場所だから、
条件が良いのかなぁ、なんて推測もできます。
少し話が脱線しましたが、元に戻して「ハザードマップ」の話。
千束台のある木更津市も「地震防災マップ」というものを出しています。
ちなみに千束台のあるエリアを確認する場合は「南部」となります。
これには、3つのマップが示されています。
1つ目が「揺れやすさマップ」
市域を50mメッシュに分割して、以下の3つの想定地震
① 直下の地震
② 東京湾北部地震
③ 三浦半島断層群による地震
によって引き起こされる揺れのうち、最大となる震度を抽出して
色分けしたもの。
2つ目が「液状化危険度マップ」
木更津市の地形を地形分類に基づき分類し、
それぞれに地形に応じた液状化の発生のしやすさの違いから
液状化の可能性を推定。
3つ目が「地域の危険度マップ」
地震の揺れによる建物被害発生の危険度分布を示したもので、
建物が全壊すると予想される割合を「危険度」として表示したもの。
上記のマップを確認した限りでは、
木更津千束台の辺りは危険度が低いエリアになります。
また、東京湾に面する木更津市では、
「津波ハザードマップ」というものも出しています。
そちらも確認してみると、
木更津千束台は高台エリアなので心配はなさそうです。
同時に、大雨による洪水や河川の氾濫による被害も
極めて低いと言えるでしょう。
さて、最後に今回は、木更津市の「ハザードマップ」を確認して
木更津千束台エリアが防災に強い丘陵地のロケーションである
ことが確認できました。
ただ、あくまでも「ハザードマップ」から読み取った情報ですので、
安全を100%保証しているということではありませんのでご了承ください。
私たちの身に、いつ何時、想定外の災害が起きるかわかりません。
だからこそ、もし万が一があった場合も想定して
住むエリアにどんなリスクがあるのか、
どういう特徴を持っているのか、などを確認することも
大切なことなのではないかと思います。
それではみなさん、今回も最後までお読みいただき、
まことにありがとうございました!